エコキートは簡単にいうと空気でお湯を沸かすことです。火や電気の熱を使わないで
大気中の熱を取り入れてお湯をわかす電気温水器です。
大気中の熱を熱交換器の中で二酸化炭素が取り込みます。
熱を蓄えた二酸化炭素は、急激に強い圧力をかけることのできるコンプレッサー部分に運ばれます。
コンプレッサー部分で、急激に強い圧力をかけられた二酸化炭素は発熱します。その熱で、生活に
必要なお湯をわかすのです。このようなしくみのことを、ヒートポンプ式といいます。
エコキュートが出る前にはフロンガスを使ってお湯を沸かすしていました、エコキュートは
普通の電気温水器のおよそ3分の1のエネルギー量でお湯を沸かしてしまいます。
なので経済的にお得なのです
多機能型エコキュートは、安い深夜電力で暖めた温水熱を使うため、ランニングコストは安く済みます。
ただし、夜間に蓄熱した温水の熱が足りない場合、昼間にも昼の電気代で運転します。
通常エコキュートは深夜に蓄熱する事でランニングコストを下げる事で大きなメリットがありま
す。昼間に蓄熱をするとコストが高くなるのではと考えられます。
ですが、エコキュートのヒートポンプは、電気を消費するタイプのヒーターの3倍以上もありま
すので極端にランニングコストが上がるという事もないという事です。
エコキュートのエネルギーの源として採用されているのは、「自然冷媒CO2」というものです。
「自然冷媒CO2」は従来のフロン系の冷媒を使用する場合と違い、オゾン層に悪い影響を与える事がありません。
近年問題になっている地球温暖化についても、「自然冷媒CO2」はフロン系冷媒と比較すると約
1700分の1となっています。
また二酸化炭素を排出する事もないので環境に悪い作用を与える原因となるものがぐっと低く抑えられ
ているという事になるのです。
床暖房選びはイニシャルランニングコストのかねあいや耐久性、使用時間メンテナンスなども考慮して
決めると良いと思います。
ここ最近新築マンションの実に60パーセントがオール電化方式を採用しているそうです。もちろんエコキュート
の使用率もあがってきています。
一件の家で使うエネルギーの中でお湯を沸かす給湯よるエネルギーが約3割を占めます。
エコキュートはその給湯にかかるエネルギー量を3分の1にカットできる、電気料金を減らすことができる商品です。
その上、その使用エネルギーを割安な深夜電力と組み合わせることで、なんと、給湯にかかる費用を
80パーセントも削減できてしまうのです。
エコキュートは経済的に良いだけではありません。空気の熱で沸かすため二酸化炭素の排出を減らすことができ
地球温暖化防止にも役立ちます。